ここは「ペンション 香ヶ丘」。
やはりペンションには白樺が似合います。
その白樺の組み木につるされた看板が右手にあって、すぐに目をひきます。看板とログハウスの間に、かすかに青空がみえる。
豊田が洗濯物をとりこもうとしているその一瞬。
うしろから男の子が豊田に抱きつきます。
豊田;ん〜
男の子;いい香り
ブラザー;はっ!
ゲスト妻;こら、こぉ〜ら。
すみません、お父さん
ブラザー;夫です
ゲスト夫妻;えっ,ウソ〜
この短い会話。
キモは、豊田とザラザートムが夫婦であるというところ。そうと分かっていれば、誰が見ても年の差婚なんですが、もちろんそうとはしらないゲストは、父親とばかり思って声をかける。というストーリーですね。
ついでにいえば、ブラザーのせりふもこの事情がタネ明かしされた時点で、なぜ「はっ」と声を発したかが分かるいう設定になっている。「夫です」からさかのぼらなければなりません。
CMである以上、押し出しがあるはず。それはただ「ん〜」と「いい香り」だけ。
あとはナレーションで紹介というわけです。
上のやりとりは、ナレーションへのいわば接続部分だと受け取れます。だから「ん〜」と「いい香り」の2つの短い言葉が生きてる、っていうことでしょう。
「かわいいゲスト」篇/15秒
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