既にエリアは全国区!通信制限ゼロの超高速ワイヤレスブロードバンド、UQ WiMAXの新機種「URoad-8000」を試してみました
開業からまる2年、急速にエリアを拡大し、ますます隙が無くなってきた超高速ワイヤレスブロードバンド「
UQ
WiMAX
」から、新型のモバイルルーター「
URoad-8000
」が登場しました。
早速本体を借りて試してみましたが、連続使用時間が9時間と長く、コンパクトでデザインも優れたとてもよくできた機種でした。
詳細レビュー、および低コストで固定回線並に自由度が高いWiMAXの詳細は続きからどうぞ。
WiMAX Speed Wi-Fi URoad-8000
こちらがシンセイコーポレーションのモバイルルーター、WiMAX Speed Wi-Fi「
URoad-8000
」。
知らない人のために簡単に説明すると、この機器はWiMAX Speed Wi-Fiというモバイルルーター。電源を入れるだけで、手持ちのiPhone、iPad、Android、ノートパソコン、PSPなどの無線LAN対応機器で、インターネットができるようになるという優れものの通信機器。
WiMAXのエリア内であれば、外で快適にインターネットができるだけでなく、家のインターネットとしても使える便利なものです。
サイズは 91 x 57 x 20.4mm、重量は98gと軽くて丸みのあるデザインで、ポケットの中でもあまり存在感を主張せず、とても持ち歩きやすくできています。
本体は電源ボタン、および充電用のMicroUSB端子、WPSボタンととてもシンプル。
背面のフタを開けると、バッテリーが出てきます。
ちなみにこの機種のバッテリー持続時間は、
連続使用で9時間
、また機器の接続がない場合は省電力機能により、
12時間以上
持つのだとか。
これだけ持続するなら殆どの用途では、こまめに電源を切る必要もなく、予備バッテリーも必要なさそう。
背面下部にはデフォルトのSSID、パスフレーズが印字されていて、手持ちの無線LAN機器の設定も簡単です。
電源を入れると、白地に浮き出るようにインジケーターランプが点灯。
左から順に、バッテリー残量、無線LAN、WPS(写真では消灯)、WiMAX受信強度を示していて、良好な順に緑、オレンジ、赤の色で表示。シンプルでわかりやすくできています。
同時に接続可能な機器数は10台。モバイル用途では多すぎるくらいですが、家でも使う事を考えると、この接続数は嬉しいところ。DS、PSP、スマートフォン、Wii、ノートPC、PS3などなど、最近は無線LAN対応機器って意外に多いんですよね。
また MACアドレスフィルタリング、ポートフォワーディング、WPS、DHCPサーバなど、ルーターとしての機能も一通り装備。やるかどうかは別として、簡単なサーバー構築までこなせてしまいます。
気になる価格は、UQ WiMAX直販価格で6,800円(UQ Flat 年間パスポートプラン契約時:月額通信料3,880円)。
大まかなスペックと、参考にドコモの最新のモバイルルーター、BF-01Cのスペックも一緒に並べてみました。本体は一回り小さく、連続通信時間も1.5〜2倍。また最大通信速度はまだ殆どエリアが整備されていないxiエリアであれば同じくらいですが、その他のFOMAエリアと比べると実に約6倍。最近では容量の大きな動画や音声、Flashなどが当たり前なだけに、特に下りの速度は重要ですよね。
実際に家の中で試してみました
さて、WiMAXが速いことは既に今までも散々伝えてきましたが、やはり定番のスピードテストは欠かせません。
価格.comスピードテストで計測したところ、スループットは
下り10.2Mbps
、
上り1.9Mbps
。このくらいの速度が出ると、例えばこんな使い方ができます。
iPadにSplashtop RemoteDesktopというアプリをインストールし、自宅のパソコンにリモート接続。パソコン上で録画した番組を再生し、iPadで視聴しています。
このアプリは特に動画再生に強く、WiMAXの回線速度なら音声も途切れず、出張先で撮りためた録画番組を見るなんて事もできてしまいます。
もちろんPCを操作してファイルを編集したり、メールやブラウザを開くなんて朝飯前。
また自宅のパソコンでビデオを再生している画面を、iPadにリアルタイム転送しながら車で移動してみましたが、30分くらい走っていても音声は殆ど途切れず、かなり頑張っていました。iPadのアプリの仕様で一度切れると復帰しないなど、実用面ではまだまだですが、高速回線の恩恵は、今までになかった可能性を感じさせてくれます。
ちなみにWiMAX使用歴が長いと、このくらいの速度が当たり前に感じてきますが、友人が使っているドコモのBF-01Bでスループットを測定してみると…
下りが1.9Mbps、上り1.5Mbpsと、
WiMAXと比べるとやはり遅め。
とは言え、従来モバイル通信と言えば、このくらいの速度が一般的だったんですよね。
WiMAXならネット代も大きく節約できる
iPad、iPhone、Androidや携帯電話、ノートパソコン、また家のBフレッツなど、インターネット接続にかかる費用は意外にバカにならないんですよね。
私は特に新しい機器が大好きで、iPhoneやAndroidなどをついつい物欲に負けて買ってしまうのですが、もしこれらの機器で普通にネット接続をしてしまうと、大変な金額になってしまいます。
しかし、これらのネット接続を全てWiMAX Speed
Wi-Fiでまとめると、これだけ通信費が浮く計算に。さすがにこれだけ使っている人はあまりいないとは思いますが、少ない台数であっても年間で見れば結構な金額を節約できます。
また家で使うインターネットとしても便利。受信状態がいいとADSLかそれ以上の速度が出るので、普通の使い方ならモバイルも家もWiMAXに一本化することで、家のインターネット回線分も節約!ついでに機器も減って、すっきり片付きます。
ちなみにサービスエリア内であっても、家でも使えるかどうかは実際に試してみたいもの。そんなときは、送料含め 完全無料で15日間WiMAXを貸し出してくれる 、 Try WiMAXレンタル に申し込むのがオススメ。家の中や外出先などで、15日間気が済むまで試し放題なのは嬉しいですね。
→
Try WiMAX レンタル(15日間無料貸出)
→
サービスエリア
月額定額3880円でずーっと使い放題、しかも通信制限無し
UQ WiMAXの料金プランは、ヘビーユーザー向けからライトユーザー向けまで、幅広く用意されています。
その中でもオススメなのが、使い放題で 月額3880円 の、 UQ Flat 年間パスポート 。
このプランは、 WiMAXの料金プランの中で唯一契約解除手数料が発生するものの、その分月額費用が抑えられています。また契約解除手数料がかかると言っても、1年毎の契約更新月の解約なら発生せず、また発生してもその額は他社の約半額と、とっても良心的。(詳細: 年間パスポート解除料について )
また他社だと、 一定通信量を超えると速度制限がかかる 、 P2Pサービスが利用できない 、 一部ポートの通信ができない などなど、使い始めてから知って悲しくなる制限事項がプランによってあったりするのですが、 WiMAXならこれらの制限は一切なく 、ADSLやBフレッツなどの 固定回線並みの自由度が提供されています。
そして 最大3台の端末を1契約で使える ※ WiMAX 機器追加オプション もあり、例えば家用、モバイル用、車専用など、用途ごとに端末を用意して使うことも。こういう便利な使い分けができるのは、今のところWiMAXだけなんですよね。
※同時に使用できるのは1台のみ。
サービス開始から2年、エリアは急速に拡大中
私はもうWiMAXを使ってかれこれ1年半になりますが、行動範囲のほぼ全域でサービスが提供されていて、快適に利用できています。
通信品質について言えば、速度は実測で平均およそ3〜15Mbps以上とかなり高く、通信制限が何も無いため、何をするにもストレスを感じません。
SkypeやFacetimeの音声通話においても、遅延が少なく、携帯電話の通話よりも高音質で自然な通話ができるなど、今までのモバイルの常識を覆すレスポンスどころか、家庭での使用にも十分な性能を持っています。
サービス開始から2年とまだ若いサービスで、それより以前に開業している他社と比べるとサービスエリアではまだ弱い面もあるものの、既にエリアは全国区に広がり、全国政令指定都市では 実人口カバー率が95%超 、また東名阪主要都市に至っては 99%に達したそうです。 (詳細: ニュースリリース )
また先日の東京都交通局の発表によると、 都営地下鉄の駅や列車内へのWiMAX配備 も決定するなど、勢いが衰えること無くエリアが拡大し続けているようです。
モバイルルーターやダントツの種類を誇るWiMAX内蔵パソコンなど、UQ WiMAXの詳細はこちらからどうぞ。
UQ WiMAX
→15日間無料トライアル Try WiMAXレンタル
→サービスエリア
→WiMAX機器紹介
→料金プラン