先週、 村落開発支援をしているロカブッス村を訪問したときに、村人からある手紙を受け取りました。
手紙には村長さんの署名まで入っています。
一体、何を依頼されたのだろうと恐る恐る手紙を読みました・・・。
小学校?
でも小学校はあります。
トイレ?
トイレもあります。
何だろうと思ったら、サッカーのゴールネット!!!!
どれだけの重要度なのか????いまいち理解できません。
ただ、先生も、村長さんまでも、サッカーのゴールネットをつけてくれとお願いしているのです・・。
さて、どうしたものか、悩みました。
現地スタッフたちとも話しましたが、
「例のギャングスターたちは、他に娯楽も何も無い村なので、何か楽しめる物があれば、彼らも大人しくなると、村長さんや先生たちも考えたのでは・・・、」とか、
「小学校の校庭にサッカーゴールがあれば、学校として整備されているように見えるから・・・。」とか、
スタッフも推測していましたが、それでもどれほどの重要度なのか分かりません。
ただ、無視するわけにもいかないので、考えました。
単にゴールネットを買ってつければいいだけの話ですが、せっかく買って取り付けたゴールネットが、ギャングスターたちに取られてしまったら、どうしようもありません。
ご寄付いただいているお金を無駄に使うわけにはいきません。
ネットは、大きなものを買えば70ドルぐらいするようです。
そこで、ナイロン製のひもを購入し、最貧困層の村人にネットを編んでもらうことにしました。
ナイロン製のひもは、安いので、編んでもらった仕事の代金を貧困層の村人に渡せば、村人は収入を得ることができ、ゴールネットも取り付けられます。
仮にネットがギャングスターたちに取られたとしても、少なくとも貧困層の村人の収入にはなります。
また、自分たちで編んだネットは、破れれば自分たちで修復もできますし、なにより村人たちが大事に使ってくれるはずです。
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