第6話「戦争成金」
Profiteer/ [ シリーズ通算 #377]

兵 器会社のCEOゲリー・ハワードが銃殺された。その後、ハワードの自宅にパープル・ハート勲章が届けられた。刻印されていたのはマット・ガルシという、ア イラクで戦死した兵士の名前だった。ガルシアの戦友は、彼の身につけていた防弾衣が欠陥品だったため撃たれた弾が貫通してしまったという。その防弾衣を製 造していたのがハワードの会社だった。

ゲスト:ジョン・ボイド「24」
脚本:デヴィッド・ウィルコックス
監督:アーサー・W・フォーニー

 

第7話「酒の中の真実」
In Vino Veritas/ [ シリーズ通算 #378]

テ レビタレント、ミッチ・キャロルが飲酒運転で逮捕される。服が血まみれだったことから、殺人課のキャサディ刑事が取り調べを受け持つが、キャロルはユダヤ 人への差別発言を繰り返すばかりであった。発見された死体はユダヤ系女性プロデューサー、ダニエル・ハーツバーグ。酒を飲んでは暴言を吐くキャロルを、業 界から締め出した張本人だった。

ゲスト:チェビー・チェイス、ジェニファー・エスポジト『クラッシュ』
脚本:デヴィッド・ウィルコックス
監督:ティム・ハンター

ひどいユダヤ人差別者役を元人気コメディアンであるチェビー・チェイスがやるリスクを恐れない姿勢に驚く。

第8話「殺人の責任」
Release/ [ シリーズ通算 #379]

パーティー・バスの中で頭をシャンパンの瓶で殴られ、死亡しているハドソン・ムーアが 発見される。彼はパーティーの主催者、クリス・ドレイクの友人だった。防犯カメラの映像からハドソンを殺害したのは、大学生のニコール・フリンと判明。彼 女はクリスにレイプされ、入れ替わりに入ってきたハドソンにもレイプされそうになり彼を殺害したのだった。

ゲスト:ドリーマ・ウォーカー「ゴシップガール」(ヘイゼル・ウィリアムズ役)
脚本:リック・エイド、ニコラス・ウートン
監督:マイケル・プレスマン

 

第9話「正義か復讐か」
Deadlock/ [ シリーズ通算 #380]

控訴審のため護送されてきた殺人犯レオン・ボーギッチが裁判所前で逃亡。昔の刑務所仲 間のツテで銃を手に入れたボーギッチだが、街を出ようとしている気配がないことから、警察は彼が誰かに復讐しようとしているのではないかと考える。だが実 は彼は末期癌の母親に別れを告げるために脱走したのだった。

ゲスト:キャサリン・デント「ザ・シールド」
脚本:デヴィッド・スラック
監督:アレックス・チャプレ

 

第10話「役員室への道」
Corner Office/ [ シリーズ通算 #381]

ア パートの一室で、手をベッドに結び付けられ銃で撃たれた死体が見つかった。被害者の名前はチャールズ・ディロン。盗聴騒動に揺れるHW社の顧問弁護士だっ た。事件当日、彼が最後に会ったのはバーで知り合ったジュリア・ベローソ。彼女はHW社の公開株を持っていることがわかる。

脚本:リック・エイド、リチャード・スウェレン
監督:ジョアン・スタイン・シムケ

 

第11話「亡骸の行方」
Remains Of The Day/ [ シリーズ通算 #382]

遺産相続で係争中の未亡人アシュリー・ジョーンズの息子マイケルが突然死した。ジョーンズの亡父の息子、麻薬の売人などが殺害の容疑者として浮上するが、検視官は意外な答えを明かした。マイケルの死因は、大腿骨を移植した際に感染した卵巣ガンだと結論づけたのだ。

ゲスト:マイケル・ボートマン「スピン・シティ」(カーター・ヘイウッド役)、マリエル・ヘミングウェイ『マンハッタン』
脚本:シーア・リボウスキー(原案)、デヴィッド・ウィルコックス(脚本&原案)
監督:コンスタンティン・メイクリス

 

第12話「善意か売名か」
Charity Case/ [ シリーズ通算 #383]

女優ソフィア・アーチャーは、アフリカから養子、クリストファーを迎えた。家族全員で 初めて外出した日に、夫のショーンが何者かに撃たれ死亡。グリーン刑事は、クリストファーの誘拐未遂ではないかと考える。養子の件はマスコミで大きく取り 上げられ、ソフィアの売名行為ではないかと非難されていた。ショーンを撃ったのは、クリストファーの実父、モガエだった。

ゲスト:ジェニファー・ビールズ「Lの世界」、ビリー・バーク『トワイライト』
脚本:ニコラス・ウートン
監督:マイケル・プレスマン

ジェニファー・ビールスが「フラッシュダンス」の頃とそれほど容貌を変えずにいるが、本当は子供にはまったく無関心で死んでも気にしない、スターイメージくそくらえの役をやっているのが爽快ですらある。