03地見屋という言葉があるそうです。別役実の本(『当世・商売往来』)で私ははじめて知りました。
その地見屋と同じように歩く足元をいくらか気にしていると、こんなことに心が奪われ、想像力が広がる気配です。マンホールのデザインが結構面白いのです。

話によれば、福岡市では、1990年3月末に下水道普及人口100万人を突破したことを記念して、デザインを公募し、「下水道施設のイメージアップと市にふさわしい個性的なデザイン」というテーマで、現在のデザインが選ばれ、新しいマンホール蓋への切り替えが始まったそうです。現在のものは、鳥、ヨット、街並みなどの抽象的なデザインの組み合わせが「人の都・福岡市のアクティブなイメージ」を連想させるという評価を受けたといわれています。
鳥、ヨット、街並みなどを囲んでいる円が、小さな円のものと四角なものと2つある。このちょっとした違いが、何か意味がありそうでまた興味をそそります。

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